明日は、VVC全国オフ。 普段普通に起きている時間だが、 徹夜で明日一日起き続けるのも辛いので、 無理矢理寝ようとするがなかなか寝付けないで居たとき。 それは、1本の電話から始まった・・・・。 2004/10/9 23:48 まさやん自宅 PHSが鳴る。 あれ?ねぎとろさんからだ。 出発にしては早すぎるし、着いてから寝るにしては中途半端だな。 「はい」 軽い挨拶の後、彼はこう切り出した。 「スーチャープーリーを止めるナット持ってません?」 「え?」 突然そんなことを聞かれると思わなかったので、素で聞き返してしまった。 「いえだから・・・」 聞いたことは初め聞いた文章で間違いなかった。 ディーラーで止めてもらっていたナットが飛んだらしい。 「いくら元SC車乗りでもそんなスポットパーツは持っているわけはないでしょ。 しかも消耗部品じゃないし。」※と思うのが普通でしょう。 そして彼は今、堺にいて スーチャーが回らない程度であれば走れないわけではないらしい。 この時間帯であれば、京都から迎えに行けなくもないが、 いけやんとam3:30ごろに京都で合流して行くことになっていたのに加え、 実はまさやんT-topもミッション周りから 異音が出るという爆弾を抱えていたのだ。 京都-会場往復だけでも心配だが、 京都-大阪-京都-会場の往復ならさらに危険性は高まるし、 大人3人T-topはどうだろう? さらにこの時点でまさやんは、ねぎとろさんに同行者が居ることを知らなかった。 もし、Tが正常で迎えに行っていたならば、 「T-topに男4人」という末恐ろしいことが起こっていたのは、後になって気づく。 大阪、大阪・・・大阪でSC車・・・よっすぃーさん! 元ビストロ顔のSCに乗っていた彼なら・・・ っていうか大阪、ヴィヴィオの両方に引っかかるの彼しか知らない。 ここでまさやんはあり得ないさっきの※の言葉を なんと「希望の言葉」へと変える。 彼は用事で今回のオフには参加できないのは知っている。 しかも電話するには失礼な時間だ。コールを何回しただろうか? 23:55 「はい?」 で、出た! 「夜分すいません。・・・」 失礼と思いながらも、説明を手短にして希望の言葉で聞いた。 「無いですねぇ」 ・・・当たり前だ。希望の言葉見事撃沈 10/10 0:00 もう、行ってしまっているのは知っていたが、 現状を伝えるために念のためまさヴィっちにも連絡したが、 留守電になっていた。 うーん、困った。大阪、ヴィヴィオ。ん?! 枚方に実家を持つアノ男が。そうほげやんだ。 しかも大阪に知り合いの整備士さんがいる。もしかしたら・・・。 0:03 ほげやんに連絡、事情説明。 まさやんTも爆弾を抱えていて、迎えには行けないことも伝える。 0:06 ほげやんから、さすがに時間帯的に整備士さんに連絡はつかない。と。 そらそうだわな。普通。 「今、実家にヴィヴィオがあって、 そこまで来れるなら部品持ってって良いよ。 それとも、プレオで行く?」 ここで、プレオ案浮上。 確かに快適だが・・・。 0:16 ねぎとろさんへ連絡。 「枚方にほげやんのRX-Rがあるんですけど、そこまで走れます?」 「トルク変動を無くしながらなんとか」 いやいや、冷静に考えるとそういう問題でない気がするが・・・ とりあえず、ほげやんと直接話してもらうことに。 0:33 ほげやんから連絡。 ねぎとろさん枚方行き決定。 ・・・ ここでほげやんとねぎとろさんの間で どういう会話が繰り広げられたかは分からんが、 ねぎとろさんの決断はすごいと思う。 だって、SCを回さないように堺から枚方へ移動だよ? ・・・ ほげやんも枚方へ向かう。 2:16 ほげやんから連絡。 「よく考えたらバンパー外すのが手間なんやった俺の車」 フォグとか配線が普通のと違うからと言う理由らしい。 プレオ案再浮上? 2:23 ねぎとろさんから連絡。 枚方付近到着。 ・・・ こんな状態で移動してきたねぎとろさん。はっきり言ってすごいです。 だって、SCを回さないように堺から枚方へ移動だよ?<ん?さっき聞いたぞ。 ・・・ 2:33 ほげやんから連絡。 ねぎとろさんと合流。 やはり時間的にも部品を付け替えるのを断念。 「ヴィヴィオ貸すから4人で行ってきなさい。」 え?4人? 「迎えに行くから」 2:40 いけやんへ連絡。事情説明。 「てなわけで、ほげやんちへ向かって。」 多分いけやんはプレオで行くと思っていたに違いない。 だって・・・。(後述) 3:29 ほげやんから連絡 「もうすぐ着くから」 3:35ごろ まさやん自宅前 合流。 ここでねぎとろさんにお連れさんが居ることを初めて知る。 「だから4人て言ってたのか。 良かった、何も聞かずにTで迎えに行ってたら・・・」(震) ほげやん邸へ移動開始。 4:10すぎ ほげやん邸駐車場 いけやんがすでに到着していた。 「じゃあ、時間もアレやし行きましょか?」 「何で行くん?」といけやん。 「そらヴィヴィオやん、ヴィヴィオのオフなんやから」 「4人で?」いけやん。 「見たら分かるやん」 明らかにいけやんの表情が曇った。 いけやんという人間は口には出さないが表情には出る。 もういけやんと付き合いも長いまさやんとしては、 暗闇の中でも彼の思いは手に取るように分かった。 「げっ、ヴィヴィオに4人は辛いやろ」こう思ったに違いない。 そら、普段軽とはいえ新規格ワゴナRに乗ってる人間からして、 (注:誤植ではない。仲間達の間ではこう呼んでいるのだ。 だってディカプリオがこう言ってたんだもん。) 旧規格に大人4人乗車は試すまでもなく嫌なのだろう。 しかも片道300km往復600kmの長距離だ。 ヴィヴィオ4人乗車未経験者のいけやんにとって、 苦痛以外想像できないのであろう。 さらに、いつもなら嫌な顔をしながらも渋々行動を共にするいけやんだが、 相当嫌だったのか、この時ばかりは口に出した。 「3人で行ってらっしゃい。」 ・・・どれくらい間が空いただろうか。 いけやんを除く全員から冷たい視線が突き刺さる。 「早く乗れ。」と一言まさやん。 まさに「旅は道連れ」。強制連行ともいうが。 4:20ごろ 出発 すでに出発予定時刻を過ぎている。 間に合うように行くと言っていたので、 それなりに急がなくては。 それにしても、久しぶりにRX-Rを運転したけど、 ほんとによく走るね。 7:03 東名新城PA 他の3人の命を預かっていることもあって、 結局無理せず走ったけど、 いいペースで間に合いそう。 かずさんに連絡。 「すぐ近くに来てますんで。」 もちろん、車は何か告げずに。 7:20ごろ 浜名湖SA だれも、僕だとは気づかず。 かずさんに声をかける。 「あれぇぇーー?」 前回のリベンジ成功!! 台数が結構揃ったところで出発。 ここの移動中に、このむさ苦しい状態のヴィヴィオを撮った画像がこれ。 リアに座るいけやんの微妙な表情。 みなさんにはどう見えます? 楽しそう?嫌そう?あきらめてそう? 8:00ごろ 磐田IC 無事、合流。 ・・・ただ、異常だったのは、 「ヴィヴィオに4人乗りで、かつ全員男で、 さらに車のオーナーが来ていないこと」だ。 ・・・・・ 以降、無事オフにも参加。 結果的には快適性は除いて、楽しい長旅になりました。 えらい事態にもかかわらず、 何とか参加しようと頑張られたねぎとろさん、 ねぎとろさんのお連れさん、 強制連行されたいけやん、お疲れさんでした。 そしてなんといっても、 快くヴィヴィオを提供してくれたほげやん、サンクスです。 お礼に集合写真のセンターをゲットしておきました。 次は自分たちのヴィヴィオで参加できることを願って・・・。 この物語はフィクションではありません。 この後は参加者の各オフレポでお楽しみください。<こら アルバムも見てね。 |